Google Chrome拡張機能「amecare」の使い方ガイドです。
インストール
amecareは、Google Chromeウェブストアのamecare配布ページからインストールできます。
Chromeにインストールするには「Chromeに追加」(Edgeの場合は「インストール」)ボタンをクリックして下さい。
確認の小窓が表示されたら「拡張機能を追加」をクリックします。
これでインストールできました。
インストール後、アイコンがすぐに隠れてしまいますが、ジグソーパズルのピースのようなアイコンをクリックするとその中に表示されます。
利便性を高めるために常に見えるようにする場合は、「amecare」という名前の右側の「ピン」のアイコンをクリックして下さい。
これで、いわゆる「ピン留め」した状態になり、ジグソーパズルのピースのようなアイコンの左側に表示されたままになります。
以降、「ピン留め」した状態であると仮定しての説明となります。
ポップアップウィンドウ
amecareの主な操作は、ポップアップウィンドウで行います。
ポップアップウィンドウは、amecareインストール後にブラウザ右上の拡張機能の欄に表示されるamecareのアイコンをクリックすると表示されます。
ポップアップウィンドウのヘッダー部には、amecareのバージョン、アメブロにログインしているユーザーのアメーバID(プロフィールへのリンク)、そのユーザーのアメブロのトップページへのリンク、およびライセンス状況を示す星マーク(★)が表示されます。
フッターには、左からamecare関連の各種リンクが表示され、その右側に「Amebaホーム()」「管理トップ()」「記事作成()」「画像フォルダ()」へのリンクのアイコンが表示されます。
ポップアップウィンドウの右側には細いサイドバーがあり、ここから、別ウィンドウで起動する各種ツール類を起動することができます。
なお、ポップアップウィンドウが最初に表示されるときにご利用条件への同意のお願いが表示されます。
HOME
「 HOME」画面では、主に「お知らせ・おすすめ」の表示を行ないます。
「お知らせ・おすすめ」は、サーバーから最新の情報を取得して表示します。
時に重要なお知らせを表示することもありますので、できるだけ注意して見るようにして頂ければ幸いです。
なお、ライセンス無効時やライセンスの期限が近づいている時には、フッター部にライセンス購入のリンクが表示されます。
囲み枠一覧
ポップアップウィンドウの「 囲み枠」と書かれたタブをクリックすると「囲み枠一覧」画面が表示されます。
この機能を使うと、記事エディタを「HTML表示」モードにすること無く、登録した囲み枠のHTMLタグをクリックで簡単に貼り付ける事ができます。
通常のdiv
タグの囲み枠だけでなく、見出しタグなどにも使えます。
囲み枠の登録は、オプションの囲み枠管理で行ないます。
記事エディタへの貼り付けは、お好みの場所にカーソルを移動して、貼り付けたい囲み枠をクリックするだけです。
なお、ページ右上のチェックボックスによって、ページの表示や貼り付け時の動作を変更することができます。
「範囲推定」がOFFの状態では、記事エディタで範囲選択しておくと、その部分を自動的に囲み枠内の本文となるように貼り付けることができます。
「範囲推定」がONの状態では、範囲選択しなくても段落を自動選択して囲むなど、アメブロ標準の囲み枠と似た使い勝手になります。
「プレビュー」をONにすると、実際のデザインを見ながら使う囲み枠を選べるので、貼り付ける前から貼り付け後の状態をイメージしやすくなります。
ただし、登録した囲み枠のタグによっては「プレビュー」がONの状態では表示が崩れる場合がありますので、その場合は「プレビュー」をOFFにして下さい。
「コピー」をONにすると、囲み枠をクリックした際の動作が、直接記事に貼り付けるのではなく、その囲み枠を表示するためのHTMLタグをクリップボードに貼り付ける動作に変わります。
クリップボードにコピーしたタグは、記事エディタの右クリックメニューに追加される「HTMLとして挿入」機能を使うと、きれいに貼り付けることが可能です。
定型文一覧
ポップアップウィンドウの「 定型文」と書かれたタブをクリックすると「定型文一覧」画面が表示されます。
定形「文」という名前ですが、HTMLタグとして貼り付けます。
記事冒頭のあいさつや、記事末尾の告知欄など、頻繁に使うタグを登録しておくことで、記事エディタを「HTML表示」モードにすること無く簡単にタグの貼り付けをすることができます。
定型文の登録は、オプションの定型文管理で行ないます。
記事エディタへの貼り付けは、お好みの場所にカーソルを移動して、左側のリストから貼り付けたい定型文を選び、プレビューで確認して「貼り付け」ボタンをクリックします。
一覧で、左側に「+」の付いている項目は、新規記事に自動挿入する定型文として選択されている項目ですが、他の項目と同様に貼り付けることは可能です。
自動挿入する定型文の登録も、オプションの定型文管理で行ないます。
なお、ページ右上の「コピー」というチェックボックスをONにすると、「貼り付け」ボタンをクリックした際の動作が、直接記事に貼り付けるのではなく、その定型文を表示するためのHTMLタグをクリップボードに貼り付ける動作に変わります。
クリップボードにコピーしたタグは、記事エディタの右クリックメニューに追加される「HTMLとして挿入」機能を使うと、きれいに貼り付けることが可能です。
ツール
ポップアップウィンドウの「 ツール」と書かれたタブをクリックすると「ツール」画面が表示されます。
現在は、
- HTMLタグ貼り付け
- YouTube埋め込みタグ変換
- メッセージボード&フリースペース用タグ変換
- 表(テーブル)作成
- アメブロ分析(βバージョン)
が登録されています。
「HTMLタグ貼り付け」は、テキストボックスに書いたタグをHTMLタグとして記事エディタに貼り付ける機能です。
これにより、記事エディタを「HTML表示」モードに変えることなく、様々なHTMLタグを記事に挿入することができるようになります。
また、「文字として」というボタンは、HTMLのコードをそのまま読めるように貼り付けるボタンで、例えば、タグ編集エディタを使っていて、記事にHTMLのコードを載せたい場合になどに便利です。
「YouTube埋め込みタグ変換」は、YouTube動画の埋め込みタグを、画面幅に関わらず記事幅いっぱいに表示するタグに変換する機能です。
「メッセージボード&フリースペース用タグ変換」は、記事エディタ(最新版エディタ(標準))で作成したHTMLタグをメッセージボードやフリースペースにコピーする際、行間が空きすぎてしまうのを防ぐため改行を削除する機能です。
「表(テーブル)作成」は、アメブロの記事エディタでは難しいHTMLテーブルタグを簡単に作成する機能です。
「アメブロ分析」は、ブラウザで見ているアメブロに関して、画面からは読み取りにくい情報を表示できる機能です(試験的にβバージョンとして搭載しています)。
インスタント設定
ポップアップウィンドウで、「 設定」のタブをクリックすると「インスタント設定」画面が表示されます。
画面表示に関する一部の設定を即座に変更することができます。
関連メニュー
ポップアップウィンドウで、「 メニュー」のタブをクリックすると「関連メニュー」画面が表示されます。
アメブロの管理関係で、使用頻度が高そうなリンクをまとめてみました。
また、ここからamecareをリロード(再起動)したり、購入後に有効化して適用可能になったライセンスにすぐに更新することが可能です。
各ページのフッター
ポップアップウィンドウの各ページには、共通のデザインのフッターがあります。
このフッターの右端にある2つのアイコンは、「歯車アイコン()」が、オプションへのリンク、「?マークのアイコン()」が、本ガイドの該当する項目へのリンクになっています。
また、ページにより、左側に6つの編集補助ボタンが表示されます。
コンテキストメニュー(右クリックメニュー)
amecareをインストールすると、ブラウザのコンテキストメニュー(右クリックメニュー)に機能が追加されます。
アメブロにアップロード/よく使う画像に保存
画像を右クリックしたときに表示されるメニューに追加されるメニュー項目です。
「アメブロにアップロード」は、その画像をアメブロの画像フォルダにアップロードするために画像アップローダーを起動します。
「よく使う画像に保存」は、その画像をよく使う画像としてamecareの画像一覧に登録します。
囲み枠に保存/定型文に保存
テキストを選択した状態で右クリックしたときに表示されるメニューです。
様々なサイトで公開・紹介されている囲み枠や区切りラインのタグなどを、「囲み枠一覧」や「定型文一覧」に簡単に登録することができます。
HTMLとして挿入
アメブロの記事エディタ(ビジュアルエディタ)で右クリックしたときに表示されるメニューで、クリップボードにコピーされているテキストをHTMLとして指定位置に貼り付けできます。
エディタをHTML表示モードにしなくても、好きな位置に簡単にHTMLタグを貼り付けできます。
なお、この機能(HTMLとして挿入)を使おうとして以下のようなクリップボードのデータの読み込みを許可する表示が出た場合、機能を利用するには「許可する」を選択する必要があります。
オプション(各種設定・管理画面)
オプションは、主にamecareの保存データの管理・メンテナンスなどを行う画面です。
オプションを開くには、ブラウザ右上のamecareのアイコンを右クリックして表示されるメニューから「オプション」を選択するか、または、ポップアップウィンドウ右下の「歯車アイコン()」をクリックします。
オプションのヘッダーとフッターには、ポップアップウィンドウと同様の情報やリンクが表示されます。
また、各ページの右下の「?マークアイコン()」も、ポップアップウィンドウと同様、本ガイドの該当する項目へのリンクになっています。
オプションのトップページ(上の画像)には、他のページの簡単な説明とリンクが表示されます。
囲み枠管理
「囲み枠一覧」の管理をする画面です。
囲み枠の新規登録、編集、削除、並べ替えを行うことができます。
並べ替えはドラッグ&ドロップにも対応しています。
囲み枠の一覧は「プレビュー」のオン・オフを切り替えて表示できるようになっています。
登録済みの囲み枠を編集する場合は「編集したい囲み枠」をクリック、新しい囲み枠を作成する場合は「作成ボタン」をクリックすると、画面右側で編集できるようになります。
編集の際、囲み枠の内部の本文にしたい範囲を選び「選択範囲を本文に設定」ボタンをクリックすると、その範囲が本文であることを示す%TEXT%
という表示に変わります。
「プレビュー更新」ボタンは、タグ作成・編集時の参考として適宜利用して下さい。
編集内容の保存は、追加登録する場合は「追加」ボタン、上書き保存する場合は「保存」ボタンをクリックして下さい。
なお、前述のコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の「囲み枠に追加」からもこのページが開き、新しい囲み枠として作成する状態になりますので、同様に編集して保存して下さい。
定型文管理
「定型文一覧」の管理をする画面です。
定型文の新規登録、編集、削除、並べ替えを行うことができます。
並べ替えはドラッグ&ドロップにも対応しています。
登録済みの定型文を編集する場合は「編集したい定型文」をクリック、新しい定型文を作成する場合は「作成ボタン」をクリックすると、画面右側で編集できるようになります。
編集の際は「プレビュー更新」ボタンを適宜利用して表示を確認して下さい。
編集内容の保存は、追加登録する場合は「追加」ボタン、上書き保存する場合は「保存」ボタンをクリックして下さい。
記事の新規作成時に定型文を自動挿入したい場合は、自動挿入したい定型文にカーソルを当てて「+」ボタンをクリックすると、定型文の名前の左に「+」が表示され、その定型文が新規記事作成時に自動挿入されるようになります。
複数設定した場合は、上から順に記事に挿入されますので、必要に応じて並べ替えて下さい。
自動挿入を解除したい場合は、再度「+」ボタンをクリックして下さい。
なお、前述のコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の「定型文に追加」からもこのページが開いて、新しい定型文として作成する状態になりますので、同様に編集して保存して下さい。
データメンテナンス
内部データのメンテナンスを行うための画面です。
機能選択
データメンテナンスでは、機能の選択をドロップダウンリストで行います。
バックアップ/エクスポート
内部データのバックアップ/エクスポートを行うことができます。
表示されるデータをメモ帳などで保存して下さい。
このデータを使って、他のPCのamecareに復元/インポートすることもできます。
復元/インポート
バックアップ/エクスポートした内部データを使って復元/インポートを行うことができます。
バックアップ/エクスポートで出力したデータをテキストエリアに貼り付けて「インポート」ボタンをクリックして下さい。
不正なデータをインポートしてしまうと内部データが破壊される可能性もありますので、この処理の前には必ず既存のデータをバックアップ/エクスポートしておくことをお勧めします。
旧バージョンのデータをインポート
旧バージョンのAmeCare ver.1.x.x.xでエクスポートしたデータをインポートすることができます。
旧バージョンのAmeCareでエクスポートしたデータをテキストエリアに貼り付けて「旧バージョンのデータをインポート」ボタンをクリックして下さい。
詳しい手順は、以下のページをご参照下さい。
一部インポートできないデータもありますが、多くはインポートできますので、手作業で移行するよりは格段に楽になります。
なお、こちらも、不正なデータをインポートしてしまうと内部データが破壊される可能性がありますので、この処理の前には必ず既存のデータをバックアップ/エクスポートしておくことをお勧めします。
リセット
内部データのリセットを行うことができます。
リセットしたい範囲を選択できますので、例えば、各種一覧のデータは残したまま、設定内容だけリセットすることも可能です。
ご利用条件への同意について
amecareをインストールして、最初にポップアップウィンドウを開いたときに、下の画像のような『Google Chrome拡張機能「amecare」のご利用について』という内容が表示されます。
お手数ですが、amecareをご利用になるには、内容を読まれた上で「同意します」にチェックマークを入れて保存して下さい。
ライセンス
amecareは、ライセンスをご購入いただきアメーバIDごとに適用することで各種機能をご利用頂けます。
現在、オンラインショップにて、1年間ご利用頂けるライセンスを販売しています。
- ライセンスのご購入はこちら
- 会員登録なし、住所入力なしでご購入いただけます。
- 決済は、クレジットカード(Visa/Master/JCB/American Express/Diners Club)、コンビニ決済、PayPal、PayPay残高、楽天ペイをご利用頂けます。
ライセンスは自動更新ではありません。
自動的に更新・課金されることはありませんので、欲しいタイミングでご希望分をご購入下さい。
ライセンスが適用された状態は、ポップアップウィンドウの右上の「★」が色付きで表示されることで確認できます(黒はライセンス切れです)。
また、「★」にマウスカーソルを乗せるとライセンスの有効期限を確認することができます。