amecareのポップアップウィンドウの記事編集関連のページで、左下の方に表示されるボタンについて説明します。
やや上級者向けで、使う機会は少ない(若しくは無い?)かもしれませんが、実は、使えると便利なシチュエーションが時々あります。
「カーソルを先頭へ」
記事エディタのカーソルを、どのタグよりも前に移動させます。
例えば、先頭に囲み枠を入力してマウスやキーボードでは囲み枠よりも前にカーソルを移動できなくなった場合でも、強制的にカーソルを先頭に移動させることができます。
ただし、記事エディタに戻ってしまうとマウスで操作できる範囲に戻されてしまいます。
なので、通常は、後記の「前に空行を入力」と組み合わせて、先頭に空白行を挿入してから記事エディタに戻るという使い方になると思います。
「カーソルを末尾へ」
記事エディタのカーソルを、どのタグよりも後に移動させます。
「カーソルを先頭へ」の逆バージョンです。
記事エディタに戻ってしまうとカーソルがマウスで操作できる範囲に戻されるのも同じです。
なので、通常は、後記の「後に空行を入力」と組み合わせて、末尾に空白行を挿入してから記事エディタに戻るという使い方になると思います。
「選択範囲を広げる」
記事エディタで選択している範囲の一つ外側のタグまで選択します。
マウスでは選択できないdiv
タグなども選択できますが、マウスで選択できないタイプのタグは、この機能で選択しても表示上は選択されていることが見えず、タグを把握していないと上手く使えないことが多いので、かなり上級者向けかもしれません。
「空行を入力」
記事エディタで選択している範囲を空白行に置き換えます。
具体的には、選択している範囲を削除して、その位置に<p> </p>
というタグを挿入します。
上記の「選択範囲を広げる」と組み合わせて、マウスでは選択できないような範囲を消すのに使えますが、やはり上級者向けと言えるかもしれません。
「前に空行を入力」
記事エディタで選択している範囲の直前に空白行を挿入します。
「カーソルを先頭へ」で書いた使い方のほかに、囲み枠が2つくっついてしまって離せなくなった時に間に空白行を挟み込んだりする用途で使えます。
「後に空行を入力」
記事エディタで選択している範囲の直後に空白行を挿入します。
「カーソルを末尾へ」で書いた使い方のほかに、「前に空行を入力」と同様、囲み枠が2つくっついてしまって離せなくなった時に間に空白行を挟み込んだりする用途で使えます。
まとめ
まとめると、
- カーソルを先頭へ:カーソルを完全に先頭へ移動
- カーソルを末尾へ:カーソルを完全に末尾へ移動
- 選択範囲を広げる:選択範囲の一つ外側のタグまで選択
- 空行を入力:選択範囲を空白行に置き換え
- 前に空行を入力:選択範囲の直前に空白行を挿入
- 後に空行を入力:選択範囲の直後に空白行を挿入
となります。
これらのボタンは使い方が難しいものが多いですが、使えるようになると便利なことがありますので、「今かな?」というタイミングがあれば使ってみて下さい。