amecareのポップアップの「ツール」ページにある「HTMLタグ貼り付け」は、アメブロの記事エディタでHTML表示にしなくても記事内の好きな位置にHTMLタグを貼り付けできる機能です。
通常、いろんなサイト等で紹介されている囲み枠などのHTMLタグを記事エディタに貼り付ける場合、難解なHTML表示にしてから貼り付けたい位置を探して貼り付けるという手順になります。
これには、
- 貼り付けたい位置を探すのが一苦労
- 貼り付け場所を間違えやすい
という大きな問題があり、誰でもスムーズにできるでというものではありません。
amecareの「HTMLタグ貼り付け」ツールを使うと、この2つの問題は一気に解決します。
手順
「HTMLタグ貼り付け」ツールでの手順は以下のとおりです。
- 記事エディタでタグを貼り付けたい位置にカーソルをセット
- amecareの「HTMLタグ貼り付け」ツールを開く
- ツール内のテキストボックスに貼り付けたいタグをコピペ。
- 「HTML」ボタンをクリック
記事エディタを、分かりにくい「HTML表示」にする必要はありません。
なお、「コピー」というチェックボックスをチェックしている場合は、記事エディタへの貼り付けは行わず、クリップボードにタグをコピーします。
「テキスト」ボタン
本ツールの「テキスト」というボタンは、記事でHTMLのコードをそのまま記事で見せたい時に使います。
標準のビジュアルエディタの場合は、右クリックメニューから「プレーンテキストとして貼り付ける」を選んだ場合と概ね同じですので、あまり利用シーンは無いかもしれません。
このボタンは、タグ編集エディタで使うことを想定しています。
タグ編集エディタでHTMLのコードをそのまま見せるように書く場合、<
や>
や&
を<
、>
、&
のように変換する必要がありますが、「テキスト」ボタンで貼り付けると、貼り付け時にこれらの変換を自動的に行ないます。
「Markdown」ボタン
本ツールの「Markdown」というボタンは、入力された内容をMarkdown形式と判断して、Markdown形式からHTML形式に変換して貼り付けします。
Markdownは、アメブロのユーザーにはあまり馴染みのない形式だと思いますが、例えば、ChatGPTで自動作成した記事データをコピーしてアメブロに貼り付ける場合などに便利です。
なお、アメブロは他のサイトの一般的な設定とは異なり、pタグの上下にマージンが0になっているため、単にMarkdownをHTMLに変換しただけでは、段落間の行間が詰まって窮屈な見た目になってしまいます。
それを改善するために「調整」というチェックボックスを用意しました。
こちらをチェックしておくと、MarkdownからHTMLに変換して貼り付ける際に、pタグの段落間に空白行を1行挿入して、段落間が詰まってしまう現象を改善できます。
「クリア」ボタン
本ツールのテキストボックスに入力した内容は、自動的に保存されて「クリア」ボタンをクリックするまで残り、途中でポップアップを閉じても次回表示した際に保存内容が反映されます。